下の部屋と騒音トラブル！我が家の引っ越し騒動【68】

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下の部屋と騒音トラブル！我が家の引っ越し騒動【1】

68話

※こちらのお話は身バレ防止等のため、一部フィクションも加えております。

あとがき

【Xでの炎上につきまして】

Xで私がUPしておりました「我が家の引越し騒動」の漫画が先日、炎上をいたしました。

最初は炎上を目の当たりにして私自身も逆上してしまったのですが、数日が経って自分なりに冷静に見つめ直しました。
長くなってしまいますが、一読いただけましたら幸いです。

はじめに、今回Xで私の漫画を読みご不快な思いをさせてしまった方々へ謹んでお詫び申し上げます。
批判を受け、大きく誤解させてしまったことが「下の住人へ謝罪がない」という旨で、漫画内で描写が抜け落ちていたことや描写がこれからであることが原因です。

実際は、１度目の管理会社からの苦情を受け、申し訳ないと思っているからこそ指示通りに改善策として防音マットを敷き、意識を改めたことを謝罪と共に管理会社を通じて報告しました。
２度目の管理会社からの苦情を受け、夫はこれ以上の改善は難しい旨の説明と謝罪をし、管理会社を通じた回答を待っておりました。騒音トラブルは更なる事件に発展する可能性があるため、管理会社からの回答後に判断して下の住人へ訪問許可をとり、謝罪へ向かおうという考えでした。
しかし、先に下の住人から１度目の訪問を受けました。そこで謝罪をし、引っ越しを検討する旨もお伝えしました。
１度目の訪問では話に折り合いがついたと思いましたが２度目の訪問を受け、下の部屋で夫が私と電話をしながら音を確認した結果、娘が防音マットの上を歩くだけでも下の住人は音が気になるという状況でしたので、走ったりジャンプしてしまうと尚更です。
双方が気持ちよく生活ができるように私たちがなるべく早急にマンションからの立ち退く結果になりました。

Xでの投稿で言い回しが悪かったのですが、引っ越しに至った経緯を管理会社へ伝えた際、「子ども可としてこの部屋を貸し出さないで欲しい」と伝えたのは下の住人、退去する部屋に新たに住まわれる方が同じ思いをしないようにするためです。私たち夫婦の「子ども可物件」への認識自体が間違っていたのかもしれませんが、当時1歳〜2歳の娘が防音マットの上を歩くだけでもこのような結果になったためです。
そして私たちは現在の住まいのアパートへ引っ越しに至るのですが、漫画のこれまでの展開、これからの展開の中で私たちが下の住人に言われたことや管理会社の対応で不快感を感じていく出来事がいくつかありました。その多くは今後漫画で展開していく予定でした。

騒音問題について「音を出した方が加害者」「音で苦痛を感じた方が被害者」という図式が非常に強い印象です。
エッセイ漫画なので登場人物や情報にフェイクを入れていますが、私の体験を元に描いた私視点のため、「音を出した方が加害者」と捉えられた方には私たちは「加害者なのに被害者ぶっている」という印象を与えたと思います。
これは社会的な内容を取り扱った漫画のために賛否が生まれるから仕方がないと思います。
私の漫画が全ての人に賛同得ることはないと思っていますが、私と似たような思いの方々もおり、そんな方々に寄り添えたらという思いで漫画を描きました。
その為、全てが綺麗に完結できるようなお話では決してありません。
そして、1話目に「我が家が悪い」ということを理解している旨、それをわかっている上で愚痴みたいな話とも描いております。

次に、漫画の中の表現で不妊で悩まれている方々への配慮がない描写があったことに批判を受けて気づきました。
当時、私は騒音問題で悩むと共に稽留流産を経験した直後で、妊娠中の方の姿や友人の妊娠報告を素直に喜べないという当時の背景があり、私自身が卑屈な感情故に勝手な憶測をして、そのような考えに当時はなってしまったことを漫画内に描いたのでしたが、ご不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした。

最後に、今回の炎上で多くの視野を持って漫画での表現をする必要があることに気づきました。
漫画につきましては、表現が足りなかった部分や補足をブログ内で投稿済みのものに内容は変えない上で追加描写や修正を今後入れていきます。
誠心誠意をもって今後も漫画制作に励んでいきたいと思います。

原ぱら子